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☆書評☆さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

  • おすすめ読者層

  さおだけ屋が潰れない理由を知りたい人

  身近な例を通して会計を学びたい人

  利益の最大化を簡易に知りたい人

  数字の苦手を克服したい人 など

  • 内容
  1. さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

本のタイトルでもあるこの疑問。。。実は冒頭35ページにて解決してしまうのだ。

その訳二つであった。

①、単価を上げて売り上げを増やしていた!

②、仕入れの費用がほとんどゼロの副業だった!

①の結論は、さおだけは頻繁に変える品物ではないため、売る時に安物より良い商品を売り付ける、そして、そのついでにさおだけの土台の修理も一緒にセールスをするという手腕である。 このように顧客は頻繁にいないが、一回の取引単価を高くすることで、利益を出しているのだと。

②の結論は、さおだけ屋の本業は金物屋だということだ。さおだけは本業で扱っている商品の一部でしかなかったのだ。さらに、お得意様に商品を配達するついでに、さおだけ営業を行っている者も中にはいるのだそう。つまり、さおだけ屋は、配達時間も営業に回しているとても効率の良い副業であったのである。

 

2.連結経営で企業は上手くいく

続いて作者は他の身近な商売を用いて、上手会社を運営していくのに連結経営の利点を述べている。連結経営とは、本業を活かして、相乗効果が期待できる副業(事業)を行うというものだ。飲食店なら料理教室、本業に則した本を出版するなどだ。

 

3.企業も個人もフリーキャッシュフローが大切

フリーキャッシュフローとは、利益(収入)から最低限必要な出費を引いた、自由に使えるお金のことである。この額が大きい程、経済的に人は豊かであるのだと。

あなたの毎月のキャッシュフロー

収入-生活費-ローン家賃-保険料-貯蓄積立=フリーキャッシュフロー

 

  • 感想

いやあ、さおだけ屋が副業であったことを知らないどころか、金物屋という商売があることも知らなかった。皆さんは金物屋なるものを御存じであっただろうか。私が調べた限りでは、小さなホームセンターのような所だ。利益構造的には効率が良く驚かされた。やはり経営は規模ではなく手腕であることが再認識できた。

本著の著者は非常に分かり易い文章で会計のことを書かれていて、とても読みやすい。読んでいて、笑ってしまう表現もあり、勉強と同時に楽しめて一石二鳥の気持ちがして清々しい。

楽しい時間をありがとう、山田真哉殿!